猫体内にある猫コロナウイルスの突然変異により発症すると言われる病気です。
胸水や腹水の貯留、発熱、神経症状などを引き起こし、ひと昔前までは不治の病として知られる恐ろしい病気でした。ヒトで流行しているコロナウイルスとの因果関係は現状無いとされていますが不明な点も多いです。
近年、GS-441524（GS）やMUTIAN（Xraphconn）といった高い確率で症状の改善を期待できる商品が出てきました。
いまだ未認可の問題や副反応についても未知数の部分はあるものの、これまで当院で治療したほとんどの子が退院してからも元気に過ごし、治療開始から数年を経過しています。
当院としても在庫を置くには高価な商品になるのでこれまで受注発注していましたが、病態の進行の速さと致死率の高さ、ご要望への対応から一定数の在庫を揃えることに致しました。
FIPでお悩みの方やご要望がある方は当院までご相談下さい。